自宅で珈琲を淹れる楽しさを知るための入門ガイド

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5. 淹れ方で変わる味の世界:ハンドドリップの基本

要点まとめ

• お湯の温度・注ぎ方で味が変わる

• 「蒸らし」はハンドドリップの大事な一手間

• 難しく考えすぎなくてOK。リズムが大事

珈琲は淹れ方ひとつで、驚くほど味が変わる飲み物です。

同じ豆でも「すっきり軽やか」にも「どっしり濃厚」にもなります。

特に“ハンドドリップ”は、少しの工夫でその違いが大きく出る方法。

はじめての人にこそ、ぜひ試してほしい淹れ方です。

ハンドドリップの基本の流れ(ざっくり5ステップ)

1. ドリッパーにフィルターと粉をセット

2. 沸かしたお湯を少し冷ます(85〜92℃が目安)

3. 少量のお湯をそっと注いで「蒸らす」(30秒ほど)

4. 中心から“の”の字を描くように、数回に分けて注ぐ

5. 落ちきる前にドリッパーを外す(苦味の出すぎを防ぐ)

味を変える3つのポイント

お湯の温度

高いほど苦味が強く、低いと酸味が際立ちます。

注ぐスピード

ゆっくり注ぐと濃く、早めだとすっきり仕上がります。

蒸らしの時間

香りと旨みを引き出すために、30秒ほどしっかり。

「えっ、こんなことで味が変わるの?」と思いましたか?

でも本当に変わるんです。

そして一度その“変化”を感じると、淹れる時間そのものが楽しくなってきます。